岡山 歯科 歯医者 予防歯科 小児歯科 入れ歯 ホワイトニング 金属アレルギー 岡山市中区 雄町

健康レポート

健康レポート第89回  『夏の嗜好食品、飲料と虫歯について』

暑くなると、清涼飲料水やアイスクリームといったものが欲しくなる季節です。
冷たい物がどうしても欲しくなりますが、これらには砂糖がかなり含まれており、虫歯を作る危険も高い物です。取り方について少し考えてみましょう。

虫歯は、虫歯菌が糖分を発酵により酸に変え、その酸ではの石灰分を破壊していく病気です。
そして健康レポート第9回でお話ししたように、歯がこの酸に接している時間が長ければ長いだけ虫歯になるリスクは高くなります。
すなわち、お口の中に酸の基になる糖分が、絶えず供給されることが、虫歯のリスクを高めます。


間食をだらだらとしたり、口の中に長いことあるような飴玉は、虫歯のリスクが高いと説明してきましたが、同じ様に、アイスクリーム、清涼飲料、スポーツドリンクなどを、だらだらと飲んだり食べたりするようなことは虫歯のリスクを高めます。
お口の中は、できるだけ虫歯菌の少なくなるように清潔にしておくことと、飲み方やたべかたも工夫して、絶えず糖分が歯に接触しないように心がけていただきたいものです。

スポーツドリンクは、水分補給のためには優れた飲み物です。水分の補給も優れており、汗で失われたミネラルの補給もできます。
その他、ビタミンやアミノ酸も含まれていたりして、疲労の回復の効果もあるようですが、意外と多くの糖分が含まれています。
例えば500mlのペットボトルでは、コーヒーに使用するスティックシュガーに換算して数本分もの糖分が含まれているとのことです。
先ほど説明した清涼飲料と同じで、その取り方については同じ様に考えてしていただきたいと思います。