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顎関節症の治療について

自律神経失調症状

噛みあわせが悪いと、全身にいろいろな障害が引き起こされることがあります。

歯の噛む感覚は、非常に鋭敏で、歯と歯の間に髪の毛1本でもはさまっても分かります。このような、鋭敏な噛み合せの感覚があるために次のようなことが起こることがあります。

すなわち、わずかな噛み合せの異常により、姿勢の変化や歩行困難、頭痛や腰痛などの自律神経失調症状を引き起こすことがあります。

顎関節症

また、噛み合わせが悪く、そこへストレスなどが加わって噛む筋肉の疲労や顎の関節の変化が起こり、顎の関節の痛み口が開きにくいなどの症状が現れることがあります。

外力が強く働いた場合にも同じようなことが起こることがあります。このような症状を顎関節症といいます。

睡眠時無呼吸症候群

また、喉の奥の筋肉がたるんだり、歯並びが悪く、下の顎が後ろに下がり空気の通り道がせまくなることにより睡眠時無呼吸症候群が起こることがあります。
また、歯を噛み合わせることと全身の筋力とに密接な関係があることが知られています。

噛み合せの位置を変えたり、噛む筋肉の筋力をアップすることにより運動能力に影響を及ぼすことが知られています。

噛み合わせと全身の関係

T 姿勢や肩こり、頭痛との関係  
U 顎の機能や疼痛との関係 顎関節症
V いびきとの関係 睡眠時無呼吸症候群
W 運動能力との関係  

顎関節症の症状

1.痛み
こめかみから下の顎、首、肩にかけての痛みや後頭部の痛みや耳の前の痛み
2.機能障害
口が開かない、開けにくい
3.顎の関節の雑音
口を開け閉めした時にカックンというような音がする

顎関節症の治療方法

次のような装置を口の中に入れて行うのが一般的です。

顎関節症の治療方法