岡山 歯科 歯医者 予防歯科 小児歯科 入れ歯 ホワイトニング 金属アレルギー 岡山市中区 雄町

健康レポート

健康レポート60回『歯周病・虫歯と口腔清掃(ブラッシング)について(T)』

歯周病については、以前健康レポート第12〜15 回で説明させていただいておりますが、今回は口腔清掃を中心にお話しさせて頂きます。

歯周病は、お口の中の歯周病菌によって引き起こされる病気です。この歯周病菌は、歯垢健康レポート第36回に詳しく説明させて頂きましたが、歯の表面に付着した汚れです)の中に棲みついています。

歯垢は70〜80%が細菌の塊ですが、歯周病の細菌は、特に歯垢の中でも成熟歯垢(汚れが長期に亘り、古くなったもの)の中に現れます。また酸素のないところでも生活できる、または酸素の嫌いな細菌が多いので、歯周ポケットのような空気の流通しにくいところを好んで棲みます。

この歯周病菌の出す毒素などで歯を支えている組織が炎症を起こすのが歯周病です。歯周病菌はさらに最近では、心臓血管の循環器の病気、糖尿、早産、誤飲性肺炎(健康レポート第15〜18 回)などの原因にも関係していることで注目されています。

虫歯菌は、一般に歯の表面の空気の流通する部位に多く棲みついており、新しい歯垢(清掃されてきれいになってから、比較的時間の経っていないような歯垢)にも棲みついています。
虫歯は、この歯の表面の虫歯菌を含む歯垢に、お口の中に入った糖分が吸収されて酸が作られて、この酸で歯の表面の石灰分が破壊される病気です。

このように虫歯菌と歯周病菌は棲むところの違い、性格の違い、病気の性格の違いがあるので、虫歯の予防の口腔清掃(ブラッシング)と歯周病の予防・進行抑制のための口腔清掃(ブラッシング)は当然異なってきます。
次回から詳しく説明させていただきます。