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前回キシリトールの虫歯予防について説明させていただきましたが、虫歯菌の母親から子供への感染予防にもキシリトールが役立つことが分かってきています。
岡山大学の仲井雪絵先生の研究によると、妊娠中から生後9カ月になるまで母親がキシリトールガムを利用していると、子供が2歳になるまでに虫歯菌の見つかる割合が低くなることが分かっています。(読売新聞平成23年2月25日の記事より。)
子供の虫歯の予防は、子供が胎内にいる時から始める事が大切です。この時期から、母親が口の中の虫歯菌を少しでも減らせるように努力することが大切です。
もちろん母親の口の中の虫歯菌を減らすためには、口腔内の清掃が大切です。毎日のプラークコントロールを徹底することです。また定期的に歯科医院を受診して、歯科医師や歯科衛生士の専門的な口腔清掃を受けることにより、ご自分では清掃できないようなところを清潔にしてもらう事も大切です。 またご自分の清掃状態をチェックしてもらう事も大切です。
キシリトールの効果的な利用については、前回の健康レポート(第47回)で説明させていただきました。参考にしてください。
プラークコントロール
・セルフケア(ご自分での口腔清掃)
・プロのケア(歯科医院での口腔清掃)
キシリトールの利用
・妊娠中からの利用