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健康レポート

健康レポート第22回 
『お母さんとお母さんになられる方のための歯の基礎知識(2)』

【歯が生えてきたら】

乳歯は、生後6ヶ月ぐらいから生え始めます。そして、2歳から3歳ぐらいまでに全ての乳歯が生えそろいます。上下合わせて20本の乳歯が生えてきます。通常最初に生えてくるのは、下の真ん中の前歯です。

生えてきたら、清潔に保つことが大切です。ガーゼなど柔らかいもので、人肌の温かさのお湯で濡らして、ていねいに歯のまわりを拭いて清潔にしてください。このとき、指にガーゼなどを巻いて拭いたり、綿棒などを利用するのも良いでしょう。赤ちゃんのための歯ふきシートという商品も発売されています。

1〜2歳くらいになったら、保護者の方が、幼児用の歯ブラシで磨いてあげてください。

2歳ごろになったら、自分で磨く習慣をつける準備を始める時期です。幼児用の歯ブラシで自分で磨く習慣づけを始めましょう。もちろん保護者の方の仕上げ磨きが大切です。

このとき、十分に注意していただかなければならないことがあります。歯ブラシでのどを突かないことです。必ず、保護者の方の監視のもとで、歯ブラシは使用するようにして下さい。

乳歯で虫歯になりやすいところは、上の前歯の歯の間と、上下の奥歯のかみ合わせの溝と歯と歯の間です。

上の前歯は、上唇の内側のひだ状の粘膜を引っ掛けて傷めないように、人差し指でガードしてください。

奥歯は、人差し指でほほをふくらませてみがくと、よく見えます。

仕上げ磨きを嫌がるお子さんのために、歯磨きトレーニングジェルという商品もあります。歯ブラシで、のどを突いたり、歯ぐきや舌を傷つけないように!

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