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健康レポート

健康レポート第86回 『転んで口をけがした時に』

子供が転んでけがをした時、まず、あわてずにどうなっているかを確認してください。おちついて下さい。

出血している時には、おさえて血を止めることが大切です。しばらく、清潔なガーゼなどで圧迫してみてください。通常は、しばらくすれば止まります。口の中の唾液と混じり、たくさん出血しているように見えても、それほどの出血でないことがあります。

また歯が抜けてしまっても、また元のように使えることもあります。グラグラになってしまった場合も同様です。
まず、抜けてしまった場合には、歯の根の状態が、もう一度使用できるか(骨の中にしっかりと戻るか)どうかに大変影響しますので、歯の根を傷めないようにして下さい。歯をつかむ時には、歯の根は触れないで下さい。水道水でサッと洗う程度にして下さい。
できれば牛乳につけて、乾燥させないようにして下さい。そして、速やかに、歯科医院に受診して下さい。

歯科医院では、戻して使えるような状態の歯であれば、通常は、歯を戻したのち、周囲の歯とつなぎ合わせて動かないように安静にさせ、経過をみます。
歯がしっかりと骨と結合して動かなくなれば成功です。必要に応じて、歯の神経の治療を行うことがあります。

歯が一部欠けているときには、しみて痛みがありますが、その状態により、歯科医院ですぐに治せることもあります。歯と同じ様な色の詰め物をすることで、治せる場合があります。大きく欠けている場合には、歯の神経を取らなくてはならないこともあります。