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健康レポート

健康レポート第72回 『歯ぎしりと歯ぎしり防止装置(ナイトガード)について』

歯ぎしりは、通常夜間に歯をギシギシいわせて歯を擦り合わせることですが、その他に歯を強く噛みしめるような行為も認められることがあります。

歯ぎしりの原因は、ストレスのような精神的なものが主なものと考えられています。ストレスを発散させる行為として歯ぎしりが起こると思われています。
その他歯並びが関係することも、例えば、歯が一本だけ噛み合わせが高かったりすることで起こることもあるようです。

歯ぎしりがが問題になるのは、歯ぎしりによりいろいろな症状が発現することです。 1つは、頭痛、肩こり、顎の周囲の筋肉の緊張疲労などです。
また顎の関節に、強い力が働き、顎の関節にダメージが加わると、顎関節症という顎の関節の機能障害や痛みの原因になる可能性があります。

更に歯ぎしりという外力が歯を支えている組織に加わることで、歯茎が後退したり、歯がぐらぐらしてきたり、歯に過度の力が加わることにより歯が削れたり破折したりすることが起こることです。

治療法としては、ストレスの解消と歯科医院でナイトガードを作成することです。 ナイトガードという装置は、歯のかみ合わせの面を覆うように作られたプラスッチックの装置で、夜間就寝時に口の中に装着します。

ちょうどボクシングの選手が口の中に入れているマウスピースのようなものです。歯ぎしりによる歯や歯茎や顎の関節の障害や頭痛、肩こりなどを防ぐための装置です。
このナイトガードは社会保険で作成することができます。