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健康レポート

健康レポート第71回『スポーツでの歯・口の外傷予防について』

ボクシングの選手が、口の中の外傷を防ぐために、口の中に特殊な装置を入れて噛んでいるのをご存知の方は多いと思います。
このようにスポーツでの外傷を防ぐための口に入れる装置をマウスガード(マウウピース)といいます。

特に、スポーツ時に、他の人と激しく接触するスポーツ(コンタクトスポーツといわれ、ラクビー、アメリカンフットボールや各種の格闘技、ボクシングなどがあげられます)は、歯や口の中の顎の骨や粘膜などの外傷にあう危険が高く、マウスガードの装着が推奨されています。
また、その他パワー系のスポーツでも、歯に強い衝撃がかかるためマウスガードの装着が推奨されています。

ウエイトリフティングやエアロビックスの一流の選手の方のマウスガードをお作りさせていただいたこともあります。
球技でも人と人が激しく接触することが予想されるような競技では、マウスガードの装着をお勧めします。

マウスガードは、以前は高価で一流のアスリートに限られるようなものでしたが、最近では広く普及してきています。 歯科医院でも作成してくれるところが増えてきています。当方の医院でも、前述の一流の選手の方以外にも、一般の方でマウスガードをお作りになる方が増えてきております。

マウスガードには、歯科医院で個人個人の歯列に合わせて作るカスタムメイド(オーダーメイド)の製品と、市販されている既製品を加熱などをして調整してしようする既製品があります。

既製品は安価で、スポーツ用品店などで容易に手に入りますが、個人個人の口に合わせて作られていないため、装着感(特に『しゃべりにくさ』が)が悪いようです。 それに比べると歯科医院でつくるカスタムメイドの製品は、装着感が優れているのが特徴です。

コンタクトスポーツなど、歯や口の中の外傷を受ける危険のあるスポーツをされる方には、マウスガードの装着をお勧めします。一度、歯科医院でご相談下さい。