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今回は、久しぶりに子供の歯について説明したいと思います。
乳歯から永久歯に生え代わる時のことについて説明させていただきます。
どのような永久歯が、どの時期に生えてくるかについては、健康レポート第26回で説明いたしました。
まず、乳歯から初めに永久歯に生え代わるのは、下の真ん中の前歯です。下の真ん中の前歯が生える時には、乳歯より永久歯のほうがずっと大きいので、真下から生え代われません。少し乳歯の内側から生えてきます。
顎の成長や、舌の力などの周りの環境の影響で、通常は前のほうに出て行き正常な位置へ誘導されていきます。
写真は、下の前歯の永久歯が生えてきたときの写真です。 少し乳歯の内側から永久歯が生えてきています。
また左右の永久歯の前歯が、同じぐらいの成長(生え代わり)をしていることが理想ですが、実際には少しずれることがあります。
しかし、あまり生え代わりの時期に違いがあるのは好ましくありません。その様な時には、かかりつけの歯科医院で相談を受けてください。
通常は、下の真ん中の前歯が初めで、その次は上の真ん中の前歯、下の隣の前歯、上の隣の前歯の順で生え代わります。
上の前歯は、下の前歯と逆に少し唇側から生えてきて、乳歯と交換します。
このようにして、上の前歯は、下の前歯より少し前に出ることができ、正常なかみ合わせに誘導されます。