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健康レポート

健康レポート52回 『歯ブラシの選び方、使い方(4)』

今回も補助ブラシについて説明いたします。今回は歯と歯の間を磨くためのフロスについて説明します。

写真-1 写真-2

写真のように細い糸でできています。これを歯と歯の間に入れて、
写真(写真-2)のように歯と歯の間のお掃除をします。

前回説明しました歯間ブラシの入らないような狭い間隙でも入ります。このフロスの糸は、通常絹糸の非常に細いものを多数集めて作っていますので、歯面に当たると開いて面でお掃除をできるようになっています。

また、きつい間隙に無理に入れようとすると、切れて歯や歯肉を傷つけないようになっています。
表面にロウがコーティングされているもの(ワックスコーティング)は、歯と歯の間に入りやすく工夫されています。
使い方は写真のようにして歯と歯の間(写真-2)に入れますが、奥歯などはご自分でするのは難しいかもしれません。柄がついていて使用しやすいものもあります。

写真-3

これはフロスと同じような糸を使用したもので柄の角度を適当に使いやすいように折って使用(写真-3 右)します。また角度を自由に調節できるもの(写真-3 左)もあります。
使用方法は、ただ歯と歯の間に入れてお掃除するだけで簡単ですが、入りにくいところへ無理に入れようとしないでください。また、強くゴシゴシとしすぎて歯肉を傷つけないようにしてください。

製品によっては、糸がナイロン糸でできていて、切れにくいため、入りにくいような間隙のところでも糸が切れないために、使用していると歯と歯の間隙がだんだん開いていって、ものがかえって詰まりやすくなったり、歯肉を痛めたりするものがありますので注意して下さい。