健康レポート50回　『歯ブラシの選び方、使い方（2）』

通常の歯ブラシでは毛先が届きにくい、磨きにくいところを磨くために工夫された歯ブラシがあります。シングルタフトブラシや歯間ブラシといわれるものがそれにあたります。

補助ブラシなので、全体の歯を磨くのには適しませんが、磨きにくい一部分を磨くためのブラシです。大変便利なものです。

今回はその補助用具について説明いたします。

1.シングルタフトブラシ

写真のような歯ブラシです。ヘッドが小さく、細かく動かしやすいので、歯面の細かいところを上手に磨くことができます。

通常の歯ブラシでは磨き残しが多い、一番奥の歯と奥側、歯と歯茎の境目、歯と歯の間の境、歯並びの悪い所などを磨くために工夫されたブラシです。それぞれ特徴があるので、歯科医院で相談されるとよいと思います。

シングルタフトブラシの使用法について簡単に模式図で紹介いたします。