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健康レポート

健康レポート第37回 『歯の基礎知識(2) 虫歯の進行について』

虫歯の進行は、程度により、C0、C1、C2、C3、C4と分類されます。また、その程度により治療の方法も違ってきます。

≪C0 ごく初期の虫歯です。歯の表面のエナメル質の表層の石灰質の破壊が始まった状態。
≪C1 歯の表面を覆っている硬いエナメル質に限局した虫歯です。特に痛みやしみるといった症状はありません。
≪C2 エナメル質の内側の比較的やわらかい象牙質に進行した虫歯です。エナメル質に比べて象牙質はやわらかいので進行が早く、歯の表面に比べて内側の方が大きく進行している事があります。
虫歯のところを削り取り、詰めるなどの治療が必要となります。

≪C3 虫歯が神経(歯髄)にまで進行した重症の虫歯です。強い痛みを伴う事があります。神経をとるような治療が必要になる事があります。
≪C4 さらに虫歯が進行して、歯茎の上の歯の部分がほとんど崩壊してなくなってしまったような状態の虫歯です。歯の根を通して骨まで細菌の感染が進むと腫れてくる事もあります。歯を抜かなければならないような事もあります。