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健康レポート

健康レポート第34回 『歯の機能と全身の健康について(6)』

顎関節症とかみ合わせについて

口を開けたり閉めたりすると、顎の周りの関節や筋肉などが痛む。口が開けにくい。口を開け閉めする時に、音がするなどの症状が出てくるものを顎関節症と呼んでいます。

心理的なストレスや歯並びが悪いなどが誘因となることがあります。また、関節リュウマチの症状の一つとして出てくることもあります。

この症状は、顎の周囲や顎の運動に関与している筋肉の過度の疲労や緊張によることや、関節の内部の軟骨の位置の不正、関節の内部の骨の変形によって起こるものです。

心理的なストレスがあると、不安や怒りと同時に歯の食いしばりや歯軋りなどで顎の関節や顎の運動を掌る筋肉に過度の負担を掛けます。また、心理的なストレスは、体の抵抗力を減少するので、そのために顎関節症になりやすいのです。

また歯並びが悪いと、顎の運動の干渉や障害を起こすため、顎の関節や顎の運動を掌る筋肉に過度の負担がかかることにより、顎関節症が起こりやすくなります。

例えば、歯が抜けてそのままに放置しておくと噛み合せの悪い状態になります。また大きな虫歯をそのままにしておくと噛み合せは悪くなります。このような状態を放置しないようにすることも、顎関節症の予防のひとつです。

顎に強い負担をかけて、一時的に口を開けにくいときなどがありますが、このようなときには、あまり負担を掛けないようにしておくことが大切です。通常は時間とともに直るものです。もちろんあまりストレスを溜めないことも予防として大切です。

詳しくは、ホームページの顎関節症のページを参考にして下さい。