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健康レポート

第4回 口臭について

口臭は、主にお口の中に原因があります。

そして、お口の中に棲む特定の細菌が関係しています。それらの細菌が多数棲息しているところは、歯垢、虫歯の穴の中、歯周ポケットの中、それと舌の苔むしたような表面です。

従って、口臭予防には、まずお口の中をきれいに清掃することと虫歯や歯周病の治療が大切です。その他口臭の原因としては、消化器や鼻腔の疾患や内科の疾患などもあります。お口の中をいつもきれいに!

≪もっと詳しく知りたい≫

口臭の原因は、いろいろありますが、一番の原因はお口の中にあります。

食べかすをお口の中の特定の細菌が分解して、メチルメルカプタンなどの悪臭の原因となる硫黄化合物のガスを発生することにより起こります。

口臭について

食べかすは、歯と歯のすき間や虫歯の中などにたまりやすく、また悪臭を放つ細菌は、歯の表面に付着している歯垢の中や、歯周病の原因となる歯周ポケットの中や、虫歯の穴の中や、舌の苔むしたような表面(舌苔)に多く棲み付いています。

したがって、悪臭を発生させないためには、原因となる細菌を除去するとともに、臭いの元となる食べかすを取り除くことが大切です。

そのためには正しいブラッシングでお口の中を清潔に保つことです。また、舌の表面(舌苔)の清掃も必要な場合もあります。舌の表面を清掃する特殊な用具もあります。

もちろん虫歯や歯周病の治療も大切になります。悪臭を発生させる細菌には、歯周病の細菌も関係していますので。

その他の原因としては、お口とつながっている胃腸の病気や鼻の病気(副鼻腔炎)などでも起こることがあります。また、糖尿病ではケトンが排出されるため特異な甘酸っぱいケトン臭が現れます。